Profile

林 惠子

装身具をはじめ、コスチュームやアクリル画、墨を使った表現など、モノ作りやアートなど表現することが生活の一部。

アートや音楽、舞踊といった芸術には、人の魂に訴えるエネルギーが込められている。

自分の琴線にふれるものを見つけられたら、それはとても幸せなこと。

私たちは様々な体験をして魂を成長させるために、今ここに居るのだから。


プロフィール

多摩美術大学デザイン科卒業

映像製作やその他事務仕事を体験

結婚後は自宅出産で2児を出産後、子育てと共に近所でパート就労

義父の他界と同時に認知症が始まっていた義母を引き取る

時期を同じくして実父の脳腫瘍が発覚し、実母と共に引き取る

(主人も私も独りっ子であったので、他にお世話をする人がいなかった)

自宅介護した実父は同年の内に亡くなり、6年後に主人と義母が続けて他界

三井温熱療法を学ぶ

サウンドヒーリングを学ぶ

リサ・ロイヤル チャネラークラス 8期卒業

リー・アン・ソマース氏よりセブンレイについて学ぶ

国際ヒーリングアート芸術協会 入会

小番今絝氏からヒーリングアートを学ぶ

装身具制作を始める


お世話する人がいなくなり、相続関係の事務手続も終わって落ち着いて、これからの事に目を向けた時、唐突に「これからは自分のために生きていいんだ」と思った。

でも、「自分の為に生きるって言っても、私は何がしたいの?」という疑問が沸いてくる。

思い起こせば、子供時代や結婚前も、「こうしたい、こうなりたい」という明確なビジョンが無いままに生きてきた。


向かうべきビジョンは無かったけれど、生きていく上での判断基準のようなものは明確にあって、自分に起きることは全て私の成長に必要なことだというのは無条件に信じていた。そんな自分の中の価値観とマッチしていたのがスピリチュアルと呼ばれる世界だった。


自分を知りたいと思い、色々な講師の先生(外国の方が主だったが)のお話を聞く中で、私の生きてきた価値観は間違っていなかったと確認し続けた。

これだけでは、非常に漠然としているけれど、簡単に言えば「この肉体を得ている3次元世界で体験することは全て自己の霊的な成長のために必要な事である」という事だけ。


そんな中で、ある時、友人にとんぼ玉作りを教わった。

初めて作ったとんぼ玉が愛しくて、何か形にしてあげたいと思った。

それまで、アクセサリーなど作ったことが無かったが、ふと思いついて赤いとんぼ玉をネックレスにしてみた。


思いのほか良く出来上がって、自分でも気に入って毎日身につけた。

周りの友人たちから「すごく素敵だね」と褒められたのがきっかけで装身具を作るようになった。

そのころ、パステル画や天然石を使ったアートを国際的な画家の小番今絝さんから教わり、自然と天然石も扱うようになっていく。


褒められて調子に乗って作っているうちに、人の作るものには全てにエネルギーが込められることに気が付いた。

作るものに、どんなエネルギーを加えてしまうかは作り手次第。

愛や豊かさを込めるのか、自己の欲望を気付かぬうちに込めてしまうのか。。。


私は自分が身に付けるのなら、私自身が成長できるものが良い。

着けていれば、自分の良いところが引き出され、自分らしさがどんどん発揮できて、自分自身の魂の輝きが増してゆくようなエネルギーと共に居たい。


だから、私の作るものにはそういうエネルギーを込め、願う。

着ける人が、本人の自覚が無くても光り輝くものが沸き出てくるような、知らぬ間に霊的成長を遂げてしまうような、自分の輝きを取り戻す、そんな装身具を作りたい。

出来上がった作品が誰かのお役に立てたら、とても幸せに思う。