自分らしく
”自分が自分らしくある” とは、どういうことか
どうしたら自分らしく自然体でいられるのだろう
主人と義母が続けて亡くなって、しばらくたった時、自分のために生きて良いのだ、と突然思った。
自宅介護してきた義母が亡くなり、子ども達も独立したり進学して自宅から離れ、私がお世話する人は居なくて、「ああ、私は自分のしたい事をして生きていいんだ」と。
でも、それまで子供や主人、亡くなった実父や義母のお世話に明け暮れてきて、「自分のしたい事」と言っても、正直思いつかなかった。
とりあえず周りの人が進めてくれる自立に繋がるようないろいろな講習を受けてみた。
温熱療法やサウンドヒーリング、スピリチュアルなワークショップや個人セッションなど。
色々なものに参加するうちに繋がった人たちが友になり、新たな情報に繋がっていった。
動くたびに広がる世界と情報、出会い。
そんな中から、自分はどんなものが好きで、心惹かれるのか、無条件に喜びを感じるもの、気持ちが向かうもの、どんな空気の中にいるときリラックスして自然体で居られるのかが分かってくる。
自分でも知らなかった自分の感性。
身に付ける服は、天然素材が好きで、伝統的な手仕事などは詳しくないけど、とても興味がある。
人と同じであることに決して安心感を持てないこと。
周りの人と違う価値観であっても、それが自分なのだと受け入れてしまうと、とても楽になること。
本当に好きな服を着て、好きなアクセサリーを着けているとき、すごく自然体でいられること。
とても単純で簡単なことだけど、これに気付くまでお金も時間も使った。
いろんなものに参加して、動き回らなくても、いづれは気が付いたかもしれないけれど、何もしなければ、すごく時間が掛っただろうと思う。
使ったお金や時間の何倍もの価値あるものを受け取れたと感じている。
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